大腸がんについて
大腸がんは進行するまで自覚症状に乏しく、がんが増殖して大きくなり、粘膜下層より下の筋層にまで及ぶと進行大腸がんになり、転移を起こします。
大腸がんの原因
発症のリスク要因として、飲酒、高脂肪食や食物繊維不足、喫煙、加齢、遺伝、肥満が指摘されています。また慢性的に大腸の炎症を起こす疾患がある場合、大腸がんの発症リスクが上昇することもわかっています。リスク要因がある場合には、自覚症状がある前に検診として定期的な大腸カメラ検査を受けることが重要です。
大腸がんの症状
早期の大腸がんや、前がん病変の大腸ポリープには自覚症状がほとんどありません。また進行してもほとんど症状を起こすことがなく、転移してはじめてわかるケースもよくあります。
ある程度大きくなると、便の通過で傷付いて出血し、血便や便潜血検査陽性になることがあります。また、進行すると、下痢、便秘、腹痛、血便、下血、膨満感、嘔吐などを起こします。他の消化器疾患と共通した症状ですし、特に強い症状にならないこともありますので、異常があった場合は早めに受診してください。
当院の大腸がん検査
鎮静剤を用いて眠っているようなリラックス状態での無痛検査、大量の下剤を飲まないで行える検査など、患者様のご希望に合わせた負担の少ない大腸カメラ検査に対応していますので、安心してご相談ください。